【パーソン･オブ･インタレスト】超話題の海外ドラマ 隠された多くの魅力とは？

ハリウッドを代表するヒットメーカーのJ・J・エイブラムスと、映画「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」の脚本を手がけたジョナサン･ノーランが初タッグを組んだ超話題作「パーソン･オブ･インタレスト」。

　本ドラマに隠された魅力をご紹介したいと思う。
　まず、絶対に外すことのできない魅力は世界が認めるヒットメーカー、J・J・エイブラムスとジョナサン･ノーランの初タッグ作品ということだろう。“ノーラン”聞いて、おやっ？と思った人も多いと思う。彼は映画「インセプション」や「ダークナイト」シリーズのクリストファー･ノーラン監督の実弟で、「ダークナイト ライジング」「プレステージ」の脚本、「メメント」の原案など、兄クリストファーとタッグを組み、映画界で活躍してきた人物。
　そんな彼が、本作でテレビ業界へ初進出を果たし、さらに彼を傍で支える人物がJ・J・エイブラムスとあれば、まさしく鉄壁の布陣。面白くならないはずがない。

　また、製作者の豪華さだけでなく本作のストーリーも魅力のひとつだろう。本作は、発生した犯罪を解決するという一般的な犯罪ドラマの概念を見事に覆し、未来に起こる犯罪を予測しそれを解決していくという斬新な設定。電話での会話やメール、防犯カメラの映像など、ありとあらゆるデータを監視システムが分析し、凶悪犯罪の起こる可能性があると判断すれば、事件防止のため天才プログラマーのフィンチと、元CIAエージェントのリースが奔走する。
　未来予測という斬新な設定だが、突拍子過ぎるものでないところが本作の魅力というべきところだろう。

　さらに、忘れてはならないのが多くの秘密を持つ元CIAエージェント、ジョン・リース演じる俳優ジム･カヴィーゼルだろう。本作の冒頭、髪はぼさぼさ、ヒゲは伸び放題、洋服はボロボロといったホームレス姿で登場するも、ヒゲを剃って髪を切り、スーツに身を包んだ瞬間、誰もが認める渋メンに早変わり。
　カヴィーゼルは、映画「パッション」でイエス･キリストを演じ、世界中から注目を集めた俳優。スポーツ一家で育ち、NBA入りを目指していただけあって、運動神経の良さは抜群。また、本作で演じるリース役が1人の女性を思うように、ジム自身も映画「エンジェル･アイズ」でジェニファー･ロペスとベッドシーンを撮影する際、「一生のなかで僕が見たいのは妻ケリーの胸だけ」と、ロペスに下着を着けたままで撮影することを要望。いくら撮影当時新婚だったとはいえ、真面目すぎる仰天エピソードである。

　多くの魅力を持つ「パーソン･オブ･インタレスト」ファースト・シーズンは2012年10月10日（水）よりレンタル開始。10月24日（水）ブルーレイ コンプリート・ボックス、DVDコンプリート・ボックス発売。

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