【スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション】ウェス・クレイヴン監督による大ヒット・ホラー・シリーズ11年ぶりの第4弾 [映画]

スクリーム41.jpg昨秋、およそ11年もの沈黙を破って、堂々の復活をとげた、全世界待望の人気シリーズ最新作『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』のBlu-ray&DVDが、3月2日いよいよ登場。ウェス・クレイヴン(監督)×ケビン・ウィリアムスン(脚本)の黄金コンビが新たに生み落とした次世代のゴーストフェイスが、ふたたび日本中に「絶叫」を響きわたらせる!!

 一般的には若者向けの単なるホラー映画と思われがちだが、これら『スクリーム』がもつ最大の魅力はなんと言っても、サスペンスフルな謎解き要素がもたらす“ダマされる快感”。本シリーズが、『13日の金曜日』や『エルム街の悪夢』、『ハロウィン』といった数多の名作ホラーたちとも一線を画すゆえんは、殺人鬼ゴーストフェイスの正体を最後まで決して悟らせない、そうした仕掛けの豊富さにあるといっても過言ではない。

 10年もの歳月をかけたとあって、練りに練られたシナリオは、シリーズ最恐にして最高との呼び声も高い本作。というわけで今回は、ひさしぶりに故郷ウッズボローの土を踏んだヒロイン・シドニーのまえにふたたび現れたゴーストフェイスの正体につながるヒントとともに、その見どころを紹介していきたい。

次世代のヒロインはあの大女優の姪!!
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過去の悲劇をようやく乗り越え作家となって故郷に帰ってきたシドニーを嘲笑うかのように、ウッズボローの街では時を同じくして女子高生2人の惨殺事件が発生。マスコミがセンセーショナルに騒ぎだすなか、ふたたび渦中の人となったシドニーは、叔母ケイトと姪ジルが暮らす家に身を寄せる。このジルこそが、本作でシドニーとともに中心的な役割を果たす“ネクスト・ジェネレーション”と呼ぶにふさわしいニューヒロイン。否応なく惨劇に巻きこまれることになる彼女の周囲には、これまでのシリーズ同様、あやしげな容疑者たちでいっぱいだ。

 ちなみに、ジル役を演じるエマ・ロバーツは、かの大女優ジュリア・ロバーツの姪(兄・エリックの娘)でもある、ハリウッドきってのサラブレッド。パリス・ヒルトンや、『ゴシップガール』のブレイク・ライヴリーらとともに 全米を代表する“ヤングセレブ”のひとりとして、ティーンたちのあいだで絶大な人気を誇る存在でもある。

未練たらしい元カレには要注意!!
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そのジルの部屋に夜中に突然忍びこんできたりもするトレヴァーは、彼女につきまとうイケメンの元カレ。その雰囲気や、大胆かつ不可解な行動は、「2」の真犯人でもあったシドニーの恋人ビリーにクリソツだ。「いちばん身近な存在が犯人」という推理モノの定石に従うなら、容疑者の筆頭はこの男。どこにでもタイミングよく現れるあたりも、怪しさ全開だ。

親友が「実は」のパターンも
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身近な存在という意味では、ジルにもっとも近い親友カービィも容疑者のひとり。ジルやシドニーの行動を逐一把握できる立場にいるだけでなく、ひそかに下記のチャーリー&ロビーにも匹敵するほどのホラー映画マニア。いつ本性を現すとも知れない彼女の一挙手一投足に観ているこっちも気が気でない。なお、カービィ役を演じるヘイデン・パネッティーアは、あの海外ドラマ『HEROS/ヒーローズ』のクレア役でもおなじみの人気若手女優だ。

“いかにも”な映画オタク2人組
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 次なる有力容疑者となれば、ジルたちの通うウッズボロー高校のシネマ部でホラー映画の研究に余念がない“オタク”2人組、チャーリー(演じるのは、あのマコーレー・カルキンの弟ロリー!)とロビーも外せない。同じ映画オタクでも、「2」で惜しくも殺されてしまったランディは生粋のナイスガイだったが、「3」で判明した一連の事件の黒幕(シドニーの異父兄だった!)は他ならぬ映画監督。ゴーストフェイスが、ホラー映画に精通していることを考えると、彼らの存在も無視できない。

身内だからって油断は大敵!!
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 現在は平穏に暮らしているかに見えるジルの母親ケイトも、妹(シドニーの母)を殺されたれっきとした被害者遺族。肉親を殺した殺人鬼を観光資源として活用するウッズボローの街そのものに沸々と憎悪を募らせていてもおかしくない。しかも、「2」の犯人は、息子を殺されたことを逆恨みしたビリーの母親。その例からしても、あながち「ない」とは言えないのが肉親犯人説だ。

お人好しデューイに忍びよる女の影
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かつての事件でTVリポーターだったゲイルと結婚し、いまや街の治安を守る正式な保安官に出世したお人好しなデューイだが、その彼に好意を寄せる新米保安官代理ジュディの存在は、序盤からあなどれない。純で一途な天然キャラと思いきや、シドニーのまえに唐突に現れて「同じ演劇部だったの。覚えているわけないよね?」などと、意味深なカミングアウトをしてみせる彼女には、得体の知れない狂気を感じずにはいられない。

 シドニーとジルの周囲をふたたび血祭りのあげていく殺人鬼ゴーストフェイスの正体は誰か――。息をもつかせぬ「絶叫」の連続のすえに明かされる、その意外なる真犯人と驚愕のラストに、読者諸兄も気持ちよく「ダマされて」みてはいかがだろう!? 

 さぁ、「生きてるキミが最後に会う相手」は果たして――!?




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